頑張れ!西村眞悟議員

衆議院議員・西村眞悟議員の長男・林太郎氏が赤坂議員宿舎の20階ベランダから転落死した。当日のテレビではニュース速報を始め、終日ニュース番組で大きく取り上げられた。

昼過ぎには西村議員本人がマスコミの前で手記を読み上げ、林太郎氏が昨年末から強度のうつ状態にあったことを発表した。 ⇒ http://www.n-shingo.com/cgibin/msgboard/msgboard.cgi?page=325

林太郎氏、本人に何があったのか。転落死した今、誰にも知ることは出来ない。弁護士になるため司法試験を二度受験し、失敗したとも報じられていて、無責任な想像をすれば、偉大な父親の後姿を追いかけて挫折し苦しんでいたのかも知れない。

林太郎氏が亡くなってから今日までの間に、西村議員のもとには同じようにうつ病を患って亡くなった遺族からの連絡が多く届いているという。

西村眞悟と言えば、過激な発言だけがマスコミで報じられ、「危険人物」みたいな取り上げられ方をされることが多いけれど、実際に会って話してみると、とても優しくて面白い「おっちゃん」だ。けれど、マスコミが造り上げたキャラクターのおかげで、知名度は高く、名前は知らなくとも写真を見れば「あぁ」と分かる人が多いだろう。

西村議員は林太郎氏が強いうつ病であったことを公表したことで、ネットではブログや掲示板などでたくさんの書き込みがされている。Yahoo!やGoogleで検索すると実にたくさんの書き込みがあることに驚く。

世の中の人が持っているうつ病に対する誤解や偏見。それらを考え直すような機会になれば良いと思う。林太郎氏の転落死は、それを世に訴えるお役目を持って旅立ったのかも知れない。そして西村議員は、その知名度を生かして、うつ病に対する誤解や偏見を社会からなくすための役目を負わされた宿命なのかも知れない。西村議員は、それが出来る数少ない政治家の一人だと思うし、私も出来る限りの応援をしたいと思う。

頑張れ!西村眞悟議員。

「なぜ林太郎の転落を止めることが出来なかったのか、と自責の念」とマスコミに手記を読み上げておられましたが、ぜひご自身を責めることなどないよう。そんなこと、林太郎さんが望んでおられないことは、西村議員がよくご存知のことと思います。

そして

林太郎氏のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

*******


余談ですが、自殺未遂をした私の経験では、当時の前後の記憶が途切れ途切れではっきりしないことがあります。うつ病を患うと、記憶がバラバラになることがあると言われているそうで、解離性同一性障害とも言われるらしい。私の場合、さらに離人感というものが加わり、自分自身のことが他人のことのように感じて、自分が目にしている現実も何か映画のスクリーンを見ているかのような感覚になることがあります。

私は中学生の頃から自殺願望の強い人間で、「生きる」ことや「死」に対してずっと考えて生きてきました。こんな話しをすると、決まって誰もが「自殺はいけないことだ」なんて私に説教を始めるのですが、今となっては自殺に対する自分としてのしっかりした考えがあるので、議論にもならないし、議論する気にもなりません。

なぜ自殺はいけないのか。そう尋ねると決まって、周りの人が悲しむから、なんて訳の分からない理屈を、言い方を変えて何度も口にするだけで何の答えにもなっていない。ひとり思い悩んで苦しんでいる人に「自殺はダメだ」と言ったことで、もっと悩んでいる姿を見ても、周囲の人にとって悲しくもなんともないのだろうか。

人は誰しも生まれたときから、「死」に向かって確実に突き進んでいる。いつかは必ず死ぬ。もしかしたら、今こうして自分が呼吸している息も、吐いた次の瞬間には吸えるのかどうかも分からない。突然の心臓発作や脳梗塞などの疾患で倒れているかも知れないし、こうしてキーボードを打ってブログを書き込んでいるこの瞬間も、次のキーボードが打てずに死んでいるかも知れない。それほど「生」というものは儚い。

「死」は誰にとっても身近なものだ。けれど、「死」を経験して生きている人がいないために、「死」というものがどんなものなのか誰にも分からず、それが「死」に対する恐怖につながっている。そして「死」は苦しいものだと決め付けている。

今ここで自殺に対する議論をするつもりはない。けれど、自殺がいけないこと、だなんて言うのは、自殺に対する偏見じゃないだろうか。

ちょっと余談にしては書き過ぎました。
今回はこの辺で・・・・。

"頑張れ!西村眞悟議員" へのコメントを書く

お名前
ホームページアドレス
コメント