労働局の立ち入り調査

昨日から予感はあった。普段仕事のつながりが直接ない所長が私の上司を内線で探すことに始まり、一日中総務課長や部長が慌しく私の上司を探し続けていた。どうも様子がおかしい。直感的にそう感じていた。

今朝10時過ぎ、会社の駐車スペースに横浜ナンバーの白い車が停まっていた。「来た」。そう思った。11時過ぎには派遣元の会社の担当者が東京から研究所に来ているのを偶然見かけ、予感は確信に変わった。東京から呼びつけられたのだろう。

ちょうど一週間前に神奈川労働局へ違反申告をしてきた件で行政指導の立ち入り調査が行われているに違いなかった。急いで欲しいとお願いしたこともあってか、申請から一週間で立ち入り調査に入ったということか。

労働局の車は昼過ぎにはいなくなったので、午前中で立ち入り調査は終了したということのようだったが、引き続き私の上司は午後もずっと自分の席にはおらず、姿を消したままだった。立ち入り調査を受けての今後の対応でも協議しているのかと思っていた。

しかし4時ころだったか、所長から内線があって私の上司はいないか、と尋ねてくるではないか。所長は「どこに行ったんだ?」と聞くのだから、すこし様子が変だ。

職場のパートの主婦に話しをしたら、「図書室で電気もつけずに暗いところで隠れているみたいですよ」。という。

労働局から労働者派遣法や労基法の法律違反を厳しく指摘され、図書室に姿を隠すなんて、子供のような対応だ。自分がやったことくらい、正々堂々と責任を取ってほしいものだ。責任もとる度胸がないのなら、最初から法律違反などしないで欲しい。

上司が席に戻ってきたのは5時半過ぎ。それまでずっと図書室に隠れていたのだろうか・・・・。情けなくなってくる。

今日は一日、「ざまー見ろ」という気分でいっぱいだった。世の中捨てたものではない。ちゃんと正しいことをしている人は報われるようになっているようだ。

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さきほど本屋へ行ってブラブラしていたら、
   「潔い人」と言われる生き方   門 昌央 著   河出書房新社
という本に目が留まった。何だか分からないけれどそのタイトルにとても惹かれて手に取り、購入を決めた。最近、「潔い」という漢字が好きなこともあったかも知れない。この本の帯にはこう書かれている。

自分の欲や保身ばかりに執着し、嘘をつき、言い訳し、他人をおとしいれる・・・
そんな無様な生き方はもう止めにしませんか!


私の上司に言ってやりたい言葉だ。反面教師という言葉があるけれど、本当にあんな上司にはなっちゃいけない、という手本のようだと最近感じることが多い。そう考えると、自分がいつか理想的な上司となって組織を動かしている、そんな日が来るような気がする。たとえそれが自分勝手な妄想だとしても・・・。

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