au iPhone 4Sの実力とは?

iPhone 4Sの目玉は、iOS 5とiCloudだと言われています。本体のデザインはほとんど変化がなく、見ても違いが分からない程度。

両モデルを比較してみて、違うといえば、左側面のスイッチ類が若干位置が違う程度です。

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保護ケースを購入する際は、iPhone 4用を買うと、スイッチ部が合わない可能性があるので注意ですね。

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さて注目のau版iPhone 4Sですが、ソフトバンク端末と速度や使い勝手に違いはあるんでしょうか。

とあるサイトで実験結果が公表されていましたが、渋谷で実測した結果では、違いはなかったとありました。どちらかと言えば、auのほうが低遅延だったと伝えられています。遅延とはサーバーにリクエストを送ってから反応が返ってくるまでの時間だそうです。

ケータイWATCHという参照したサイトの記事を転記しておきます。

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■ 通信速度は大差なし、au版は低遅延
 同じ製品が同じタイミングで、異なるキャリアから発売されたこともあり、インターネット上では通信速度を測定して、ソーシャルサービスに投稿するユーザーも少なくないようだ。本稿では、au版の「iPhone 4S」と、ソフトバンク版iPhone 4、SIMロックフリー版iPhone 4(回線は日本通信のb-mobile)を比較することにした。ただ、正確性を担保するものではなく、あくまでも参考程度にご覧いただきたい。

BNRスピードテストの結果例
 測定は10月14日の15時頃、渋谷駅徒歩10分の屋内で行った。この際、Webサービスの「BNRスピードテスト」が提供するサービスを利用した。測定は3回行い、その平均値を示す。また、通信遅延については、App Storeで配信している「Network Ping Lite」を利用し、国内のサーバーに対してPingコマンドを実行した。

 速度の測定結果(平均値)は、au版iPhone 4Sが1085.2kbps、ソフトバンク版iPhone 4が1088.2kbps、SIMフリー版iPhone 4は718.9kbpsとなった。

 続いて遅延の測定結果は、au版iPhone 4Sが166.2ms、ソフトバンク版iPhone 4が323.0ms、SIMフリー版iPhone 4が480.0msとなった。いずれも平均値で、パケットロスはない。

 参考値として固定のブロードバンドサービス(フレッツ光、ISPはWAKWAK)に繋がるがるWi-Fi経由で測定すると、au版iPhone 4Sは平均15.5Mbps/78.8ms、ソフトバンク版iPhone 4は16.2Mbps/56.5msとなった。筆者はCPUなどの性能差による影響はほぼないと考えている。

 今回の測定環境において、au版iPhone 4Sとソフトバンク版iPhone 4で通信速度を比較しても、その差は誤差の範囲内と言えるだろう。ただし同日午前中は3Mbpsを超えることもあるなど、空いている時間に計測したときは、ソフトバンク版の方が速いこともあった。とはいえ、15時以降の渋谷という状況になると、そうした差はなくなる。

 また、特筆すべきは遅延(レイテンシ)である。遅延とは、サーバーにリクエストを送り、反応が戻ってくるまでのタイムラグだ。国内での通信では、通信経路の処理の影響を受ける。数値が小さいほうが早く、筆者宅の固定網に繋がるパソコンでは平均41.7msといった数値になる。こうした遅延は、たとえばWebブラウジング中、リンクをタップしてから次のページが表示されるまでの時間などに影響することもあると見られる。データのダウンロード速度だけではなく、サーバーからのレスポンスが早いほうが、より快適なブラウジングが可能で、通常そうしたサーバーと端末のやり取りは複数回行われるため、遅延の影響は案外大きい。

 今回の測定は、あくまで局所的に行ったもので、これが全国におけるauとソフトバンクのネットワークの実力とは言えない。ただ、これまで筆者が行ってきた範囲の測定経験からすると、W-CDMA方式で200ms以下になることは稀だった。一方、今回はau版iPhone 4Sでは200msを超えることがほとんどなく、100msを切ることすらあった。その要因が方式の違い、あるいは通信事業者側の調整の違いか、わからない。通信速度については場所や時間帯によって変化しやすいが、遅延はさほど変化するものでもないため、au版iPhone 4Sのアドバンテージと評価したいポイントだ。

■ 未熟な部分があるも、低遅延が魅力
 au版iPhone 4は、アドレス帳の移行やezweb.ne.jpのメール設定の手間、あるいはiMessangerとFaceTime、au Wi-Fi SPOTの未対応といった点を踏まえると、まだ整備して欲しいところがある。

 一方、細かな点と思われるかもしれないが、低遅延がもたらしているであろう、使い勝手の向上に繋がっている点は評価したい。たとえば検索ワード入力後の反応は、「Wi-Fi接続中か?」と一瞬思うほどスピーディだった。Googleの検索結果など、容量が少ないデータのやり取りこそ、遅延の低さが良い影響をもたらしているようで、実際にソフトバンクモバイル版のiPhone 4と並べて比較すると、明らかに差がわかる。この部分は、筆者の環境、あるいはレビューした時間帯に基づくもので、他の環境などで異なる可能性はあることはご了承いただきたい。

iPhone 4とiPhone 4Sの差は、この側面のスイッチの位置がわずかに異なるだけだ
 iPhone 4とiPhone 4Sの違いを考えると、iOS 5が登場した今、チップセットの違いなどはあるものの、大きな差はないと感じる。iOS 5とiCloudにより、iPhoneの魅力は大きく増した。プラットフォーム全体のエクスペリエンスを考えると、新しいモデルが続々と登場しているAndroidにも決して負けない、と感じる。新しいガジェットが好きな人の中には、「いまさらiPhoneか」と思っている人もいるかもしれないが、これまでiPhoneは常に進化し続けているので、いつ選んでも魅力的なスマートフォンだ。ただiOS 5の目玉機能の1つである「Siri」は日本語で利用できない。またカメラ機能は改善されたとはいえ、もともとiPhone 4もそれなりに良い写真が撮影できる。iPhone 3GS以前であれば、大きな差はあるだろうが、iPhone 4ユーザーは、次のモデルを待ってもよいかもしれない。
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