スティーブ・ジョブズ 神の策略 ~嘘はやがて真実に変わる~

年末に実家へ帰る際、羽田空港の書店で見つけ、購入した本。
竹内一正・著 「スティーブ・ジョブズ 神の策略」
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この著者の本はもうシリーズ化されていると言っても過言ではないと思う。毎回スティーブ・ジョブズをテーマにして次々と出版している。

と分かってはいてもスティーブ・ジョブズの虜になった私は見かけると買ってしまう。

今回の本では、スティーブ・ジョブズの仕事に対する姿勢を「策略」という視点から描いている。

ジョブズが、当時ペプシコーラの次期社長候補だったジョン・スカリーを
「一生このまま砂糖水を売って過ごすか、それとも世界を変えるチャンスを手にするか」
という名セリフで口説き落とし、アップルCEOにした。しかしそのスカリーからジョブズはアップルを追放される。

この様子を題材に著者は次のように章を締めくくっている。

スカリーは、飲料業界という畑違いの業界から来た人物だ。畑違いから来た者の価値は、業界や会社の常識を根本から疑い、破壊することにある。業界には特有の常識があったり、会社には特有の言葉ややり方が根付いてしまっていて、往々にしてイノベーションや独創を邪魔するからである。
流動化する現代社会では、畑違いから来た上司に仕えたり、部下を持つことになったりもするだろう。そんな時、「こいつはよそ者だ。何も分かっていない。わが社の風土に染めよう」などと考えてはいけない。同化を求めることは間違っている。畑違いの者は、そこにない非常識を持ち込むからこそ、存在価値があるのだ。
「混乱をもとにして秩序を打ち立てるべきだ」とはフランスの諺である。


奥深い記述だ。


それにしてもジョブズがリリースする製品は常に流行の先端を進んでいる、というか、時代の先端を作り出しいる気がする。Appleの復活を印象づけたスケルトン・デザインのiMacがリリースされたときは、いろんな商品が便乗して5色のスケルトン・カラーになったのは有名。

そして今ではiPhoneの人気に便乗して、デジカメも携帯も液晶画面をタッチしてメニューを選択したり画像の拡大縮小をしたりするものが主流になってしまった。



スティーブ・ジョブズ 危機を突破する力
朝日新聞出版
竹内 一正

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