スティーブ・ジョブズ「成功を導く言葉」を読んで

6月に発売されたこの本。7月にたまたま本屋で見つけ、購入した。最近気になる人物のひとり、スティーブ・ジョブズに関する本だ。

画像


つい先日、新しい第5世代のiPod nano発表で大復活を遂げたスティーブ・ジョブズ。彼のこれまでの波乱に満ちた人生で発言した50の言葉を集め、収録し、それにまつわるスティーブについて書かれている。

説明するまでもなく、スティーブ・ジョブズはApple社の創設者。しかし皮肉にもそのApple社から11年間も追い出され、わがままで自己中心的な性格だと言われ続けた。しかしその波乱に満ちた人生で、スティーブは変わったと言われる。

そのスティーブが発言した言葉を取り上げ、私たちに希望を与えてくれる著書だ。

例えば本書の中には次のようなことが書かれている。

大事なのは、明日、何が起きるかだ。なぜなら過去を振り返って、「クソ、クビにされなければよかった」とか、「そこにいればよかった」とか、「これがよかった」、「あれがよかった」と言ってもしょうがないからだ。もう関係ないことなんだ。だから、一緒に明日をつくっていこう、過去をくよくよするのではなく。

Apple社を追い出される前のスティーブは過去の功績に拘ってばかりいたそうだ。しかし、1997年に復帰したスティーブは、変わった。いろいろなことを経験したのだと思う。

そして本書の最後、50番目にはもっとも有名なジョブズの言葉が引用されている。

「ハングリーであれ、バカであれ。」  Stay Hungry, Stay Foolish.
2005年にスタンフォード大学の卒業生に贈ったスピーチだ。

未来の自分を信じていろいろなことを試していれば、やがて、そうしたバラバラの点が一つにつながっていくという話し。
自分が本当に好きなことを見つけて、それに打ち込み続ければ、つらい時期があったとしても、やがて報われることがあるとする「愛と喪失」の話し。
そしていずれ訪れる「死」と向き合えば、何も失うものはないという気持ちになり、世の中で本気で勝負していけるという話し。

これら3つの話しで構成されたスピーチで、この言葉で締めくくったとされる。

マイクロソフト陣営にWindows 95で大敗したApple社を、その後のiMac、iPod、iTunes、iPhoneと立て続けにヒット商品を送り出して救ったスティーブ・ジョブズ。彼の人生に学ぶことは多いと思う。

この記事へのコメント