松本人志「しんぼる」面白かった

今日公開の映画「しんぼる」。ダウンタウンの松本人志・第2回監督作品ということで、公開初日1回目の上映に行ってきた。

8:30~ 早朝・雨の天候で人はまばら。

マスコミを通じてもほとんどその内容に関しては伝えられていない「謎」の映画。
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メキシコで、あるプロレスラーが、年齢1回りも下の若いレスラーと試合をするシーン。冒頭シーンからメキシコ語しか流れない。字幕で観ているうち、ハリウッド映画でも始まるかのような感じがする。

ところが突然、真っ白な何もない部屋に一人閉じ込められた男(松本人志)が映る。

「修行」と題されたシーンが映り、壁から無数に突き出た「しんぼる」を触り続け、さまざまなアイテムが壁から出てくる事実を知った男性は、白い部屋から出たい一心で壁からアイテムを引き出すうち、脱出可能な方法を思いつく。すると、まるで神経衰弱でもするかのように「どのしんぼる」からどのアイテムが出るかを覚えながらアイテムを引き出していく。そしてようやく脱出できた、と思ったら・・・。

「実践」と題されたシーンが映し出され、ようやくメキシコでのプロレスラーのシーンとつながり始める。。。。。のだが・・・。

白い部屋に閉じ込められた松本人志には、ほとんどセリフらしいセリフはない。けれど、笑ってしまう。

その白い部屋が何を意味するのか・・・。何となく哲学的というか、今世界中で起きている事件や現象すべてと、白い部屋に閉じ込められた男が「しんぼる」を触る行為はつながっている・・・。そう感じてくるようになる。猟奇事件や異常気象もすべて男が引き起こしている??そんな感じ。

人間の意志が届かないところでさまざまな現象が起きているのだ。そう伝えたかったのだろうか。

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観終えてから時間があったのでグッズ売り場を見ていたら、「しんぼる」関連商品の中に「ハローキティ」とのコラボ商品があることを知り驚いた。キティが松本人志扮する男が着ていた象徴的なパジャマを着ている。

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何だか知らないけど、面白さに惹かれて買ってしまいました。

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この映画を観て何も感じないなんて大人にはなりたくないな。何でも良いから何かを感じるような人でありたい。そう思います。

この記事へのコメント

だいちゃん
2010年02月10日 22:18
私が思った、しんぼるを書き綴ります。
はじめは、だれもが純粋無垢であり、真っ白い部屋から始まります。
わからないなりにも出口を目指し四苦八苦。
大人から見たら不器用に見えるかもしれないけれども実は子供なりの近道であり好奇心。
やっとゴールにたどり着いたかとおもいきや正攻法ではなく、脇道しかたどり着けなかなかった自分。
やっとの思いで自分なりにあがき苦しみ気付いたら大人の仲間入りに。
無心とも言える目的遂行の中に、奇跡や天変地異、あらゆる事が人生みんなに無意識のなかに襲いかかる。
直接自分には関係のない描写ではあるが確実に自分の行動であり手足が直接にその原因を作り出している。
最後に未来へのスイッチのみが目の前にあり
結局は押すしか(未来に進むしか)ない状況である。
結局、人間が生きていく上での大義名分は、セックスでありその象徴はチンチンで、子孫反映のなかで人間の役割は結局それ以上でもそれ以下でもないという、皮肉ともとれる冗談と、けっして現状のままでは地球環境他立ち行かない現状を伝えたかったのではないかと思います。
表現の仕方が抽象的であり、見る人による見解を期待したのと、大日本人を発表したときに国内向けに撮影したものが国外の評価をうけることになってしまった事へのトラウマなのか言葉も少なく、見方によっての感想の間口を広げる作品になってしまったのでないかと感じました。
メキシコ人のレスラーの話を深みあるものにしたてあげ、ただ首がのび頭つきして終わってしまうところなんかは、監督松本人志の中に芸人としての遊び心を感じました。

賛否両論ありますが、前作よりも深みのある作品に仕上がったのではないでしょうか?
視聴者はどうしてもわかりやすく、とくに芸人松本人志を期待して見てしまうため、その落胆に低評価につながっているのではないでしょうか?
2010年03月06日 17:13
コメントありがとうございます。
DVDで発売されたのであらためて見ましたが、いろいろな視点から人それぞれの解釈が出来る内容なのだ、と感じましたね。でも私はこの映画、好きです。ベタなギャグを織り交ぜ、それも言葉ではなく、どちらかと言えば「間」だったり表情で表現するあたり、松っちゃんの味が良く出ていると思いました。