日本製粉も不正表示、改善指示

さっき両親から別件で電話があり、父親がこんなことを教えてくれた。「お前が昔働いてた日本製粉が食品の不正表示やってずいぶん騒がれてんな、こりゃ大変だぞ、きっと」・・・へぇ~そうなんだ。全然知らなかった。早速自宅に帰ってインターネットで検索したら、出てくるわ、出てくるわ。

まずはその記事を転記させてもらう。
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2009年6月26日に農林水産省は日本製粉と日本ハムに対してJAS法(日本農林規格)に基づき改善指示を出した。

改善指示のきっかけとなったのは、加工食品の原料名の「不正表示」。
具体的には、日本製粉は冷凍茹でパスタ(蟹のトマトクリームリングイネ)、日本ハムは魚肉ソーセージ(北海道のお魚とずわい蟹のソーセージ)に価格の安いベニズワイガニを使いながら、ズワイガニと表示していたのだ。

今回の日本製粉と日本ハムの「不正表示」は、6月15日に排除命令と是正指示を受けた日本水産の不正発覚を受けて、農林水産省に自主的に申し出たのだという。

今回の不正表示について、日本製粉と日本ハムは、「ズワイガニとベニズワイガニが別種とは知らなかった」と農林水産省に弁解しているといわれている。
しかし「食品大手である2社は加工食品製造のプロ」として、本当に「別種」であると思っていたのだろうか。

ズワイガニとベニズワイガニは、両方ともズワイガニ属ではあるが、
・生息域が違う(ズワイは大陸棚、ベニズワイは深海が主要生息域)
・収獲時期が違う(概ねズワイは11月~3月、ベニズワイは9月~6月)
・味が違う(ズワイは身が詰まっている、ベニズワイは甘く水分が多い)
・漁獲量が違う(農林水産省のデータでは約ベニズワイはズワイの4倍)
・価格が違う(卸売価格でズワイはベニズワイの7~8倍)
などという違いがあり、全くの別物として捉えられている。

加工食品を商品設計する際には、
・使用予定の原料
・原料の購買方法
・商品包装の表示
・原料原価
・製造コストや加工方法
・関連法規制
・予定販売先
などを企画して、その妥当性をチェックしているはずだ。

また、それらの業務プロセスは、それぞれの業務に対して力量がある担当者が就いているはあずであり、日本製粉や日本ハムにそういった「仕事の仕組み」が確立していなかったとは、通常ではとても考えられない。

おそらく、
「消費者にはわからない」
「カニを生で食べる訳ではないし、加工食品だからいいだろう」
というヨコシマな気持ちがメーカー側にあったのではないかと思う。
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どのブログを読んでみても、まずタイトルが「また不正表示」の文字が並ぶ。「また」なのである。以前日本製粉に勤めていた人間として、はっきり言わせてもらおう。この会社の体質は絶対に改善しない。都合の悪い事を隠す体質が染み付いていて、本人たちはその状況に慣れちゃっているからだ。

消費者は気付かない、気付かれたら知らなかったことにしよう、行政から指導を受けたら改善したフリをしよう。

今の日本の政治家とやってること、一緒でしょ。

国が外国から輸入した小麦粉を独占で買い入れ、仕入れ価格よりも高い金額で業務用に売りつける。仕事しなくても儲かるって寸法だ。そんな企業がちゃんと仕事すると思うか?

研究所があるんだったら、自分たちの使っている食材くらい自分で分析したらどうだ。・・・ってそんな能力もないけど。そのくせ大学の研究みたいに、いつまでも遺伝子を扱う研究にばかり没頭して、自社内からも非難を浴びている。

食品を扱うってことは、ヒトの命にかかわる大変な仕事なんだってこと、ちっとも分かっちゃいない。ヒトの口に入るんだぜ、てこと。もっと真剣に考えたらどうなんだろ。

ずわいがに、べにずわいがに。どうせどっちも「蟹」だろ?って日本製粉の奴らが社内で会話してる姿が目に浮かぶよ。派遣社員を雇い入れていて派遣法にいくつもの違反を繰り返した挙げ句、「違反してるよ」と忠告したら研究所の所長が「知らなかったんだからしょうがないじゃないか」の一言だよ。

あ~あ、またやっちゃったね。せいぜい「知りませんでした」って嘘を突き通せば良いんじゃない?

食品偽装の一端を担っているって事実をもう少し真剣に考えた方が良いと思うけど。

参照ブログ
http://blog.logcom.jp/?eid=751060

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