映画「バンテージ・ポイント」見てきた

昨日(3月8日)公開になったバンテージ・ポイント(Vantage Point)を早速見てきた。スペインで米大統領が狙撃されるという事件を8人の関係者たちの視点から捉えて真実に導くというストーリーだ。

最近は上映時間が2時間を越える映画が増えている中、この映画の上映時間は約90分間。しかし短さは少しも感じさせない映画だった。というより、後半の展開のスピードは、あの24 -Twenty Four-を感じさせるくらいのスピード感だった。

大統領の警護をするバーン。彼の視点から見た大統領狙撃事件から映画は始まる。スペインのサラマンカで、テロ撲滅のためのサミット開催成功を演説する大統領の警護だ。ビデオテープを巻き戻すように何度も同じ時間からさかのぼって見せるストーリーは、少し飽き飽きした感じがしたけれど、それぞれの立場で、ひとつの事件を違う視点から追うという映画の中核部分。そして最後に近づくにつれ、騙されていた視点、裏切っていた視点、狙撃される立場の視点など、次第に狙撃事件の真実が明らかになっていく展開だ。

後半のカーチェイスのシーンはまさに海外ドラマ「24」を思わせるスピード感で、釘付けにされてしまった。24を好きな人なら、満足できる映画だと思う。

しかし、狙撃犯は大統領を拉致して何をしようとしていたのか、までは明らかにならないまま映画は終わってしまった。狙撃事件の裏に何か大きな組織が存在しているかのような匂いも感じさせていたが、それも何も明らかにならない。テロ撲滅のサミット成功を快く思わない、というだけの動機だったのか・・・。

見終えて、文句を言おうと思えばいくつか不満はあるけれど、上映時間中は久々に映画に引き込まれた作品だった。

こういう映画もスッキリしていいんじゃないかと思う。凝ったストーリー展開や社会風刺もいいけれど、単純に楽しめるいう意味で、合格点だと思った。


そして・・・・。
次に見たい映画は4月5日公開のクローバー・フィールド、HAKAISHAだ。

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