「たとえば」・・・クリスマスの約束2007より

今年のクリスマスにも、小田和正による「クリスマスの約束」という番組が放映された。もう何年目になるのだろう。6年目か7年目だろう。今年の番組放映は12月25日23:35~だった。

1年目と2年目の番組には、小田さんの呼びかけに賛同するも、実際に番組に出演するゲストアーティストはいなかった。小田さんがひとりで他のアーティストの作品を歌い続けるものだった。ここ数年、カバーブームだとも言われているようで、いろいろなアーティストが名曲や自身の選曲のカバーアルバムをリリースしている。よく耳にするのが徳永英明のカバーアルバム「VOCALIST」シリーズだろう。このカバーブームの火付け役になったのが、この小田さんのクリスマス特番なんじゃないかと思う。当時、小田さんはこんなことを話していた。

「アーティストというのは、どこか他のアーティストの世界を認めないというような部分があるけれど、もっと正直に他のアーティストの作品を受け入れて、互いに認め合い、称えあうようなシーンがあって良いと思う。」

最初は誰も参加しなかった「クリスマスの約束」も、徐々にアーティストに受け入れられ、さまざまなアーティストが出演するようになった。初めに賛同して番組に参加したのは、ミスチルの桜井さん。今年は宮沢和史やさだまさし、佐野元春、矢井田瞳、くるり、といったアーティストが参加していた。

毎年、番組のために小田さんはゲストアーティストと協力して作品を作っている。今年、小田さんはさだまさしと曲を作り上げた。作詞さだまさし、作曲小田和正担当という分担作業で始め、小田さんが「まず、きっかけだけでも一緒に決めようぜ」と言いだしたところ、さだまさしが案を出した。

「僕らがデビューした頃の自分に手紙を書いてみません? そのままで良いんだよって。大丈夫だからって。」

小田さんはすぐに「それ、良いね。あの頃の突っ張ってた自分と話してみたいって思うこと、あるよね」と賛同した。そして出来上がった曲は「たとえば」というタイトルで番組内で発表された。

その歌詞を紹介しようと思う。




「たとえば」
  作詞・作曲 さだまさし 小田和正

話したいことが幾つもある あの頃の僕に会えたら
たとえば迷いながら選んだ道の 辿り着く場所について

伝えたいことは他にもある あの頃の僕に会えたら
たとえば 信じていたことの正しさと
その過ちについて

それから不安を胸に映し 怯えたあの夜の闇も
たとえば ありもしない夢に紛れて逃げたことも

あの頃の僕に告げたいのは
ひたすら そこから ひたすら 歩き続けること

あの頃の歩幅でいいから
ひたすら ただ ひたすら 生きてゆくこと


尋ねたいことがいくつもある 未来の僕に会えたら
たとえば 傷ついたり 愛されたこの生命の重さや

尋ねたいことは他にもある 精一杯生きたかどうか
たとえば 奇跡的にめぐり会えた 愛しい人のことを

ここからの僕に言えることも
ひたすら このまま ひたすら 歩き続けること

今のままの歩幅でいいから
ひたすら ただ ひたすら 生きてゆくこと


ひとつだけ言えることは 全ては今日のために
たいせつなことはひとつだけ 全ては今日のために


話したいことが幾つもある あの頃の僕に会えたら
話したいことが幾つもある 未来の僕に会えたら




素晴らしい曲だと思った。
今の僕にも、あの頃の僕に伝えたいことが幾つもある。そう考えながら聴いていた。

そして、未来の自分は、今の私のことを見て「どんな言いたいこと」を思っているのだろう。

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この記事へのコメント

anonatunosora
2007年12月28日 09:14
ブログにコメントをありがとう。
お返事遅くなりました。
忘年会やなんやかやで・・・。
私も小田さんが大好きで、今年のツアー楽しみです。
体調が悪いのですか?
年末、寒くなるようです。大事にしてね。
2007年12月28日 10:14
こんにちは。
3年ぶりの全国ツアー、楽しみですよね。60歳であんなにステージで走り回って、すごいスタミナだな~と思います。若い頃のほうがキーボードに囲まれたまま動かなくて、オフコースの頃のほうがジジ臭い・・・?
コメントありがとうございます。
http://ameblo.jp/anonatunosora/entry-10062305106.html
tooncity
2007年12月31日 12:11
年末の最大の楽しみです。
今年は、忘れずに最初から見ることができました。

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