離人感、頭痛と喉の違和感、そして「半落ち」

どうも頭痛と喉の違和感が改善しない。一日中、ボンヤリした頭痛が続き、喉もとの違和感も強くなってる感じがする。

今日は、午前中に予約してあった健診に出かけ、その帰りにメンタルクリニックに寄った。痛み止めと筋弛緩剤を処方してもらい帰ってきた。

診察で主治医に、先週金曜日に言われた「離人症」について質問した。

「離人症について自分で調べてみたんですけど、やっぱり今ひとつピンと来ないような感じがして。「離人」という意味では分かるような気はするんですけど。」

すると主治医が言った。
「今のあなたの状況を改善出来るとしたらと思い、一番近い表現がないかと考えたら、ドイツ語の言葉で「離人症」にあたる言葉に辿り着きました。確かに「離人感」というほうがあなたには近いかも知れませんね。」

「かなり昔から、今こうして生活している現実も、もしかすると夢を見ているのかも知れない、ということを考えていたことがあって、夢なのか現実なのか分からなくなるような感覚はありました。」
と私が言うと、

「そうですね。他の人たちが同じように感じることがあるのか、実際のところどんな風に感じているのかなんて、聞いたこともないし、分からないですもんね。」
と主治医が言った。

今こうして生きていて、美味しいものを食べたり好きな音楽を聴いたり、温泉に入ってくつろいだりしているいろいろなことも、本当は夢の中の出来事なんじゃないか、て思うことが時々ある。そして今、こうして見ている自分の姿も、その夢から覚めたら全然違う顔をしているかも知れない、と。

あるいは今、私は何かの映画を大きなスクリーンで観ていて、そのスクリーンの中の世界に引き込まれてしまっているのかも知れない、という感覚。そう思えるほど、何だか白々しいと感じるような不思議な感覚だ。

そんなことを漠然と考えているとき、ある映画を見て「自分が思い描いている感覚と同じだ」と思ったことがある。

キアヌ・リーブス主演の「マトリックス」とユアン・マクレーガー主演の「アイランド」という映画だ。自分たちが信じ体験している現実は、実は誰かによって造り上げられたものかも知れない、という感覚。この映画を見ると、言葉で何て言って伝えたら良いのか分からずに困っている自分の感覚を具体化してくれているようで、引き込まれてしまう。



話しは変わりますが。

さっきまでTBSテレビで映画「半落ち」を放送していた。DVDで持っているのだけれど、見ていたら途中から喉の奥が苦しくなってしまった。主人公を演じる寺尾聰が骨髄移植を提供した少年をマスコミにさらしたくないという思いから、真実を語ろうとしない姿、そしてその会ってはいけない少年との絆を見て、涙が出てくるというより、喉が苦しくなった。息苦しかった。

半落ちという映画は良い映画だ。

この記事へのコメント